2018 07 11
スタッフブログ
2018年4月に東京フイルム・メートに入社しました谷地健太朗といいます。
今回は私が2か月間の研修で感じたことを書きたいと思います。
この新人研修では制作部、撮影部、編集部を回り、各部署の仕事内容や役割などを学びます。
まず最初の制作部では、WOWOW「週刊テニスNAVI」という番組の編集作業やBリーグの
中継現場に立ち会いました。制作は編集中、エディターさんに自分の要望を言葉で明確に伝えていました。
ナレーション録りではナレーターの方に間違っているイントネーションを指摘したり、
尺に合わせて原稿をその場で書き直すなど、判断力や語彙力、そしてコミュニケーション能力が
求められる部署だと感じました。
編集部では、Bリーグの試合の中継素材を使って簡単な編集作業を体験しました。
編集を始める際に制限時間を指定され、その瞬間一気に緊張感が高まりました。
なんとか時間内に与えられた課題を終わらせることができましたが、
編集マンは常にオンエアや納期までの時間と戦っているという事を、身をもって実感する事ができました。
そして撮影部では、競泳ジャパンオープンの現場へ同行し、空いた時間に少しだけ
カメラを触らせてもらう事ができました。対象物をフレームに収めながら、ズームをしたり
フォーカスを合わせたり、時には周りを見るなど、視聴者がどんな映像を求めているのかを考えながら
一発勝負をものにすることの難しさを実感しました。
そしてこれらをものともせず撮影を続ける先輩カメラマンの職人技を目の当たりにして、
たゆまぬ努力と事前の準備や確認が非常に大切だという事を学びました。
この研修を通して、フイルム・メートでは制作、撮影、編集と3部署のプロフェッショナルが
お互いに意見を言い合えることで、より良い番組が出来上がるのだと感じました。
また研修で各部署の現場の空気や仕事内容を学ぶことにより、番組を作っていく上で何が大切なのかを、
それぞれの部署の視点から学ぶ事ができたのは非常に貴重な経験となりました。
最後に、この研修で得たものを活かして、スポーツの魅力を最大限に引き出し、
多くの視聴者に感動を与えられるような番組を作っていきたいと思いました。
その為には今まであまり見た事がなかった種目や、日々進歩していく映像技術などを積極的に学んでいく
好奇心を持って、少しでも早く会社の力になれるように努力していきたいと思います。