2018 06 29
スタッフブログ
こんにちは、2018年4月に入社した前田貴紀です。
私は今回の新人研修で編集部、制作部、撮影部の各部署を回り、
これから番組制作に取り組んでいく上で今まで曖昧であった知識や
それぞれの部署の役割など知らなかったことを多く学ぶことができました。
まず編集部ではフジテレビ内のスポーツNV室(SNV)、テレコムセンター、
フイルム・メート青山本社内・編集室のそれぞれがどのような番組を担当しているのかや、
放送までにどういう流れで映像が制作されていくのかを学びました。
特にSNVやテレコムセンターでは収録から編集、送出までを担っており、
さらに映像のチェックや管理など編集以外の仕事も多くあるということを知りました。
青山編集室では、制作に依頼されたものに自分の想像やアイディアを組み合わせて編集し、
意見交換を重ねて締め切りまでにじっくりと作り込んでより良いものにしていくという、
私の思い描いていた編集部の業務でした。SNV、青山編集室のどちらもスピードやクオリティーを求められますが、
使うソフトや機材、編集の仕方にも違いがあり、それら全てを扱うための知識が必要だと感じました。
次に制作部ではCSプロ野球ニュースやF1、WOWOWテニスNAVIなどの収録に立ち会いました。
制作部では自分のイメージやアイディアが原稿や台本という形で具現化していき、
それを出演者さんや技術、編集マンと共有していくことで一つの番組になる、
まさに点を線で繋いでいくような仕事でした。そのため一番広く番組に携わるので、
時にはディレクター自らがデジカメで撮影したり、軽い編集まで行うということを知りました。
一つの番組を作るための努力と、それに比例した苦労や苦悩が存在していることを感じた部署でした。
最後に撮影部ですが、私はアルバイトをさせてもらっていたお陰で、他部署と比べ仕事の流れは
何となく理解しているつもりだったのですが、研修では実際に自分一人で取材の準備をしてみると、
同じ種類の機材でも使い方によって選択したり、現場ごとで必要な機材が変わったりと、その難しさを痛感しました。
私は撮影部に配属されましたが、日々変わりゆく現場での仕事に柔軟に対応していかなくてはいけない部署。
今回の研修で学んだことを活かし、多くの人と1つの番組を作っているという事を意識し、
さらに先輩からアルバイトや研修中に言われていた「仕事のレベルアップには『場数を踏むことつまり経験を積むこと』が大切」
という言葉を胸に、まずはたくさん現場に出て一日一歩でも前に進んでいけるように精進していこうと思いました。