2017 06 20
スタッフブログ
2017年4月入社の百瀬友亮といいます。
今回のブログでは制作部で研修して感じたことを書きたいと思います。
まず初めに私は大きな勘違いをしていました。制作部では番組を構成するだけだと思っていました。
しかし、実際は番組構成に加え、自らカメラで撮影したり、編集ソフトを使って映像を自分で編集したりと
番組に関わることほぼ全てに携わっていました。
つまりはオールラウンドに知識を蓄えなければなりません。そうした知識の他にも、
様々なシチュエーションにおいての判断力。
そして、出演者の方に気持ちよく番組に出演していただけるような気配り、
コミュニケーション能力が必要、そして大事だと学びました。
さて、東京フイルム・メートと言えば『プロ野球ニュース』
私はその伝統ある番組制作に携わることが出来ました。
まず初めに行うことは資料作り、「野球ノート」を作ることです。
その日の新聞から野球に関する記事をスクラップしてノートに貼り付けます。
今時インターネットを使った方が効率が良いと思うのですが、
インターネットで検索してすぐに探している情報がでてくるかわかりませんし、
その情報が正しいとも限りません。番組では誤った情報を流してはいけないので、
より確実に正確な情報を得るために「野球ノート」を作成しています。
次にテレビで野球中継を見ながらスコアを付けます。私自身スコア付けは中学校以来でしたので最初は戸惑いました。
何故スコアをつけるのかと言うと、理由は3つあります。
まず1つ目は、スコア本来の目的として試合情報を保存することです。
2つ目は、編集マンに番組で使う場面に印をつけて伝えるためです。
3つ目は、アナウンサーや解説者に番組で使う場面の確認 、解説が必要な部分の打ち合わせをするためです。
こうしたさまざまな作業を行うことで『プロ野球ニュース』ができていきます。
『プロ野球ニュース』が長年愛されている理由はまさにこの様な地道な作業を継続していることにあると思いました。
最後に、この制作部の研修では仲間との助け合いの大切さを学ばせていただきました。
早く仕事が終わったら他の人の仕事を手伝うなど、部員同士が助け合いの精神をそれぞれが持って仕事をしていました。
私はこの先、ここで学んだことを活用し、助け合いの精神を持って仕事に挑んでいきたいです。
今回の記事担当
百瀬 友亮(2017年 入社)