2018 09 12
スタッフブログ
4年に1度行われるアジア最大、45億人の頂点を決めるスポーツの祭典、アジア競技大会が
インドネシアで8月18日から9月2日の日程で行われました。
日本選手団は競泳、陸上、柔道を中心に計205個のメダル獲得し、その中でも金メダルは75個と
1966年のバンコク大会に次ぐ史上2位の獲得数となりました。
選手がメダルを獲得する瞬間また敗北の瞬間など様々な映像を日本に届けるために
8月10日、東京フイルム・メートからは3人のカメラマン(宍戸、倉橋、高市)と
VE(わたくし、室伏)がジャカルタに出発!
到着後、まず最初に驚かされたのは…車の渋滞
車間距離が…10センチもない!
事故が起こらない事が不思議なくらいでした。
現地での活動拠点であるInternational Broadcasting Centre、通称IBCと呼ばれるところです。
ここにはアジア各国のテレビ局、ラジオ局のブースがあります。
到着時はまだ工事中で床にシートなどが被さっていました。
わたくしは大会が始まると様々な種目の現場でカメラマンのアシスタントや音声収録、
さらには急遽デジカメを渡され、ミックスゾーンでのインタビュー撮影をしました。
またバトミントン会場では、女子団体の48年ぶり金メダルの歓喜の瞬間や
今年の世界選手権で優勝したにもかかわらず3回戦で姿を消してしまった桃田選手の敗北の瞬間など
勝負の厳しさを目の当たりにしました。
※バトミントン会場、外観
中継番組制作など今回の大会も含め多くの方々の協力がなければ無事に取材・撮影を
終えることが出来なかったと思います。
TBS制作・中継技術のスタッフの皆さん、現地のコーディネーターさん、ドライバーさんには
感謝の気持ちでいっぱいです。
※コーディネーター&ドライバー ※TBS制作(ニュース)とENGチーム
アジアから世界へ…選手たちはこのアジア大会での経験を生かし2年後の東京五輪を迎えます。
それは私も同じで今回VEという役割でアジア大会を経験しました。
東京五輪ではENGカメラマンとして現場へ行くことができるように日々精進していきたいと思います。
記事担当: 撮影部 室伏 亮佑