メート君、熊本へ行く！ 

2017 04 21

メート君が行く

こんにちは、メートです！
熊本地震から約１年。春爛漫の熊本へ行ってきました‼

え？広報担当なのにいつも撮影部の出張にくっついて行って
現地の美味しいもの食べてるばかりじゃないかって？？
イヤイヤ！今回は決して、食レポだけじゃないってところをお見せしたいと思います。

早速、空港到着すぐにゆるキャラ® のくまモン”先輩”の歓迎を受けました。

くまモン先輩には熊本の至る所でお会いしました！

さすがは世界的有名人(熊？)ですね〜。
空港を後にして、熊本城までタクシー移動。

しかし….

うわぁ・・・

熊本県民の自慢「熊本城」も大きな被害を受け、
崩れた石垣をこれから何年もかけて、ジグソーパズルのように組み上げなくてはならない。
熊本城の完全復元までには約20年、費用も膨大にかかるそうです・・・。

震災後、善意の輪は広がり熊本城災害復旧支援金は現在では13億円を超え、
さらに昨年11月には「復興城主制度」がスタート。
寄附金1口1万円で誰でも熊本城主になれるとあって、
多くの問い合わせがあり好評なのだとか。
ぼくも城主になれるチャンス！１口申し込んじゃおうかな～☆

そんな、温かい支援を受けて復興をつづける熊本で
本日プロ野球・読売ジャイアンツの公式戦が
熊本城にほど近い藤崎台県営野球場にて開催。

去年4月に行われるはずだった公式戦が地震の影響で中止となった背景もあり、
ファンにとっても選手たちにとっても待望の一戦となります。

巨人軍は熊本地震に対する支援活動の一環として、
球場に打撃ケージ(※写真中央)を贈ったんだそうです。

藤崎台球場も震災で被害を受けたけれどキレイに改修されていました！

藤崎台球場のシンボルと言えば・・・
外野スタンド裏に立つ樹齢約1000年といわれる
『天然記念物のクスノキ』！

え〜〜枝の一部がフィールド内にせり出しそうだけど？？？

ゲームに影響しないか心配なので球場の方に聞いてみました！
職員「天然記念物に指定された樹木は許可なく剪定できないので、
プロ野球公式戦では打球が枝や幹に接触してフィールドへ跳ね返った場合は
インプレー（＝試合続行球）扱い、打球が枝や幹に挟まった場合は本塁打扱いになります。
また高校野球公式戦では、打球が枝や幹に接触した場合は本塁打扱いとなります。」
へぇ！天然記念物がある球場ならではの特別ルールがあるんだね！

さて、藤崎台球場のマメ知識が身についたところで、仕事もキッチリしないとね。
弊社の菴原カメラマンもバックスクリーン横から試合の収録をしております！

今日の試合の注目選手はヤクルトの先発で地元(必由館高→HONDA熊本)出身の山中投手。
試合前、「高校時代、藤崎台球場での試合は打たれた記憶しかないが、
今回は大丈夫！自分の投球で熊本の皆さんの励みになったら」と力強いコメント。
結果は、山中投手の好投が所々に光るも味方の援護がなく、
巨人 3対0 ヤクルトで残念ながら負け投手に。

この試合でもう一人躍動していたのが巨人・立岡選手(熊本 鎮西高校出身)。
高校3年以来になる藤崎台球場で３安打猛打賞！
二人の活躍に熊本県民の皆さんも大いに盛り上がっていました。

そうそう、試合中に観客の方からこんな言葉を教えてもらいました。
「がまだしなっせ」―。
熊本弁で「頑張ろう」っていう意味なんだって。
Ｊリーグ、女子サッカー、プロゴルフ、Bリーグetc…。
震災以降も熊本のチームや熊本出身の選手が各方面で活躍しています。
完全復興 までの道は長くとも、スポーツのチカラが少しでも
熊本で頑張る人々の心の支えになるといいな～。

頑張ろう熊本‼
“がまだしなっせ熊本‼”

東京フイルム・メートは
熊本の皆様と、
復興のために頑張るアスリートたちを心より応援しております！

ではでは、またね！
☆メート☆